#5 出会いが増える、たったひとつの魔法

【大人の恋愛リハビリ講座】

春は出会いの季節などといいますが、これを読んでいるあなたはいかがですか？

「そうなのね」と素直に受け止め「そろそろ出会いがあるかも......」とポジティブに考えることができるあなたには、きっと何かしらの出会いが訪れることでしょう。

しかし「春だからってそんな単純に浮かれるはずがない」と受け止めたあなたは、少々リハビリが必要。過去にイヤな思い出があるのか、何の実績もなかった過去の経験から、こじらせてしまったのかもしれません。

大人になるほど「浮かれる自分」を恥ずかしく思い、平常心を保とうと努力してしまう人が多くなります。

仕事に支障をきたすほど浮かれては問題ありますが、春の息吹を感じ心弾む気持ちまで抑制していまったら、心の乾いたつまらない大人になってしまいそう。

恋する心は、春を迎える気持ちと似ています。大人のあなたなら、どんなに浮かれモードになろうとも、ビジネスシーンでは冷静沈着モード......と切り替えることもできるはず。

「私の生活圏は、春になっても出会いなんてない！」

果たしてそうでしょうか。

それはあなたが気づいて（仕掛けて）いないだけでは？

出会いに気づけないのは、あなたの目が曇ってしまったから。

では、簡単な訓練で自分に魔法をかけて「出会える私」に変身しましょう！

すれ違う男性すべてを「脳内フィルタリング」しよう

脳内フィルタリングとは「彼氏としてアリ／なし」を瞬時にジャッジすること。

通勤時など人の多い場所では、すべての男性を見ることは物理的に不可能ですから、半径3メートルくらい（視界に入る限り）をコンマ数秒で振り分けます。脳トレ、あるいは目の運動をするつもりで、ちゃっちゃと分別してください。

社内など「毎日同じ顔ぶれ」な場所は初回だけでOK。ただし接客業や人の出入りの激しい業務に就いている場合は、適宜やってみてくださいね（仕事に支障が出ないレベルで）。

さて、1日で「アリ」だと思えた人数はどのくらいいましたか？

10人以上いたならば、出会えるのは時間の問題。あと必要なのはアプローチする勇気だけ。1〜5人程度だったあなたも、恋する準備はできています。

もしも「ひとりもいなかった」場合は、トキメキ不足かもしれません。まずは当連載のバックナンバーを読み返してみてください。

ターゲットに「アイコンタクト」をしてみよう

脳内フィルタリングで「アリ」な男性を見つけたら、ぜひやってほしいのがアイコンタクト。いきなり話しかけるのは難しくても、ちらっと視線を送るくらいはできるはず。

「見つめ返されたらどうしよう」というあなたは、事前に鏡の前で練習を。正面〜少し上（男性の平均的な顔位置）に手鏡を構え「うわーカッコイイなぁ」と見惚れるようなイメージで。手鏡の端に福山雅治などの切り抜きを貼れば簡単です。

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鏡に映ったあなたの顔がブサイクならば、表情の矯正を。眉間にしわがよらないようにする、思い切り見上げて三白眼にならないようにする、あごを上げ過ぎてえらそうに見下ろすアングルにならないようにする......などなど。

真顔より微笑んだほうが可愛いと思うならば、口の端だけ3割程度の微笑みをプラスして。表情は筋肉ですから、訓練次第でいい表情はマスターできます。訓練することで自信もアップします。

日々の脳内フィルタリングとアイコンタクト。これを繰り返すうちに「アリ」な男性から見つめ返されるシーンがやってくるでしょう。

もう大丈夫。日頃の訓練であなたのアンテナは研ぎ澄まされてします。ファーストインプレッションを信じ、余裕を持って微笑み返してください。

誰もあなたが訓練していることなど知りません。いつもの行動半径を変えずとも、この訓練をプラスするだけで出会いは訪れます。

魔法のような恋のリハビリ。だまされたと思ってやってみてください！

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