#8 ダメなのは、覚悟の足りない不倫だからです
【大人の恋愛リハビリ講座】
今回より「大人の恋愛リハビリ講座」はより深い実践編。
そろそろリハビリが済んだであろうアラフォー女性のあなたに、大人ならではの、大人でなければ踏み入れることのできない恋愛について、あなたよりもう少し大人の筆者(島田佳奈)がいろんな角度からレクチャーしていきます。
2016年も半分過ぎましたが、この上半期は芸能人や著名人の不倫ニュースが多数、世間を賑わせていましたね。
ベッキー(以下敬称略)にはじまり、永久育休となってしまった宮崎元議員、桂文枝、石井竜也、とにかく明るい安村、乙武洋匡、三遊亭円楽(六代目)、ファンキー加藤......もはやここまで次々に発覚すると、スクープとしても薄まってきたような感じすらあります。
しかし注目すべきは、不倫をした事実よりも「表沙汰になった後の対処」。スキャンダルから仕事を失った人や結婚生活に亀裂が入ってしまった人もいれば、それすらも芸の肥やしとばかりに逆手に取ってしまった(ように見える)人もいます。
有名人の不倫騒動はしょせん他人事。むしろ彼らを例に「不倫との向き合い方」について大人の私たちは学ぶべきと筆者は考えます。
不倫はあくまで関係性。当事者たちにとってはただの恋愛(本気か遊びかは別として)であることに変わりはありません。そして善悪の判断をも見失うほど、恋には理性を失うほどのパワーがあります。
「いけないもの」とひとくくりにしたところで抑えられないのが恋心。
そこに関わる配偶者や家族の存在はひとまず置いといて、不倫の恋に落ちてしまったら、どのように向き合うのがベストなのでしょうか。
結婚は契約。立場だけは見失わないように
不倫が他の恋愛より激しく燃えあがってしまう最大の要因は「背徳」です。いけないとわかってても抑えきれない感情、理性に本能が負けてしまう瞬間、秘密の恋というスリル......。
不倫は、それら恋愛を盛り上げる要素が「全部入り」なのです。だからこそ、大昔から不倫をテーマとした小説やドラマに惹かれる人が多いのです。
しかし物語と現実は別。あなたの恋愛にとってはあなたが主人公ですが、彼の妻にとってあなたは「割り込んできた悪役」でしかありません。
禁断の恋に燃えるうちは楽しくても、泥沼劇になってしまったらあなたは完全に不利な立場。彼との共犯関係も崩れ、関係ない他人をも傷つける顛末になるかもしれないことを覚悟できないならば、舞台から降りたほうが賢明です。
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妻より自分の愛情のほうが大きいと思えるならば、むしろ権利を既得している妻から「ちょっとだけお借りする」くらいの気持ちでいることです(それだって妻が知ったら許さないかもしれませんが)。
渦中、あるいはこれから不倫をしてしまうかもしれない入口に立ってしまったときは、上記の言葉を胸に留めておきましょうね。
次回は、本気の不倫にハマってしまった場合の注意ポイントについて指南します。
image via Shutterstock
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