#2 種を蒔かなければ恋の芽は出ない
【大人の恋愛リハビリ講座】
2月といえば節分。鬼のようにあなたを蝕むネガティブな感情は豆をぶつけて追い出し、年の数だけ豆を食べ、福をたっぷり呼び込みたいところ。
しかし年々食べる豆の数は増える一方。一粒食べるごとに憂鬱な気分になってしまいそうなら「見られたい年齢」の数でとどめておくのが賢明かもしれません(あまり食べすぎてもお腹を壊しますからね)。
「ひとり暮らしだし」「蒔いた豆を掃除するのが面倒」と、豆まきをスルーしてきたアラフォー独女は多いのではないでしょうか。同じ節分のイベントとしては、開運を願い、コンビニで買った恵方巻を無言でパクつくほうがよほどリアルな気もします。
ところで2月といえばバレンタイン。独身女性にとっては、節分よりずっと大事なイベントです。
(まさかこちらも「関係ないし」とスルーしてないですよね?)
節分が豆まきなら、バレンタインは恋の種まきイベントです。
彼氏がいない女性は特に、何人に配ろうとバチが当たることはありません。
むしろバレンタインに便乗して「男性にチョコを渡す」ドキドキ感を呼び覚まさなくては。
恋の可能性を「棚卸し」する
ここからは想像の世界です。
「チョコを渡す」意味のある男性(恋人候補だけでなく男友達も)は周囲に何名いるか、ピックアップしてみましょう。方法は、アドレス帳を頭から順に追ってみるだけ。この時点では難しく考えず、直感で「いいかも」と思う相手の名前をメモに残しておきます。
次に、メモに控えた名前の横に「この人にあげるなら」と仮定したチョコの予算を書いてみましょう。
チョコ以外のモノがいいと思った場合は、そこで具体的なアイテムが思いつけばその内容を、すぐに浮かばなければ「チョコ以外」「残るモノ」と記入しておきます。「チロルチョコすらもったいない」と思う相手は、二重線で削してください。
最後に、その相手にチョコ(またはプレゼント)を渡すシチュエーションを想像してみましょう。同僚ならば「残業時にデスクへ行くのがベストかも」とか、当日会えそうにない友達ならば「翌日、一日遅れで渡す」「メッセージを添えて宅配便で送る」など、できるだけ具体的に渡せそうな場面を考えてみてください。
ここでも「やっぱり渡したくないかも」と思った相手は削除。あくまで想像の世界ですから、シビアに切り捨てても大丈夫です。
さて、最終的に何名が残りましたか?
ライトな「好き」もあり
この3ステップは、あなたにとっての「可能性の棚卸」です。ひとりでも残れば充分。ぜひ実行に移してみてください。2名以上いた人は、さらに優先順位をつけ、上位から全体の予算内で渡せる人数までをセレクトしましょう。もちろん全員渡してもOKです。
「本気でもないのに、もらった相手が喜んでくれるかどうか......」心配は無用。
"社交辞令"や"ジョーク"というオブラートに包むもよし、意味深なまま渡してもよし。そこに重たさは乗せず、イベントそのものを楽しんでこそ大人というもの。相手がどう受け取るかは相手の問題。あなたはあなたの素直な好意を、カタチに変えて伝えればいいのです。
「チョコを渡す」シミュレーションをしているとき、あなたはワクワクしませんでしたか? これからチョコを買いに行き、実際に渡してみれば、さらにドキドキするに違いありません。
「社内の女性全員で出し合って渡す」チョコはただのお歳暮ですが、個人的に準備して渡すチョコは別。きちんと今の素直な気持ち(「いつもありがとう」「また近いうち飲みに行こう」などライトな"好き"でOKです)をメッセージとして添えるのも忘れずに。
一途な想いばかりが恋愛ではありません。アラフォーだからこそ、ライトな「好き」を楽しんで、心に余裕を持たせましょう。
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